小樋先生:はい。今回は問診コンプリートセミナーに参加して頂いた先生に感想を頂きたいと思います。ちょっと治療家の先生ではないんですけど接遇コミュニケーションの講師をされている長島先生に感想を頂きます。
長島先生:長島綾子と申します。私は日本航空で18年客室乗務員をしておりました。この5月に退社いたしました。そして6月から接遇コミュニケーションの講師として、活動を開始したところで主に整骨院の先生やスタッフさん向けに接遇コミュニケーションをお伝えしていこうと考えています。
小樋先生:今日は問診のセミナーでしたが、なぜ参加されたのですか?
長島先生:はい。整骨院の先生がやはり問診というものにすごくコンプレックスを持ってらっしゃるということを伺いまして、コミュニケーションという分野においてやはり問診というのはどうしても必ず必要になる場面だなと思いまして、以前先生の講座をYouTubeで拝見したのですが、今回ぜひこちらで実際の講座を受けさせて頂きたいと思まして参加いたしました。
小樋先生:先生のクライアントさんは問診のうえでどのような悩みをお持ちですか?
長島先生:そうですね。問診が長くなってしまうだったり、あとはその患者さんがどういうものを求めているのかにたどり着くまでにかなり時間が掛かってしまって、次の予約も入っているのに、検査もして施術もしてということを考えると気持ちが焦ってきてしまって、なかなか大事な部分にたどり着くまでに時間が掛かってしまう。もっと短い言葉、短い時間内で確実な問診が出来るようにしたいというお悩みを伺います。
小樋先生:どうでしたか?今日の講義は?そのような悩みを持った先生たちにこたえられるような内容になっていましたか?
長島先生:はい。なっていました。とても分かりやすくて、みなさんおっしゃっていた通り、体系化されているのでこの部分ではこういうふうにと、段階を踏んでいらっしゃるところが凄くわかりやすかったのと、あとはまず患者さんの気持ちを汲み取ることは大事だけれども主導権を握るのは先生方ですよとか、すごくポイントが分かりやすく説明してくださっているので、そのようにお伝えすれば伝わるんだなというのが分かりました。
小樋先生:セミナーで一番印象に残ったところを教えてください。
長島先生:まず先生のお考えですね。すごくたくさん色んなことをお勉強されているんだなと。色んな方面から勉強されて、そしてそれを日々の治療ですとか、先生方の育成に活用されていらっしゃるんだなと感じまして、私自身勉強することの大事さを感じました。
小樋先生:考えとは具体的にどんなところですか?
長島先生:私もつい最近アドラー心理学の嫌われる勇気を読んで、そのあとに先生のメルマガを知ったんですが、あ…この方はすごくアドラー心理学を勉強されていらっしゃるんだなっていうのをまず感じました。講座の内容も一番人間力を大事にしましょうですとか、テクニックとか小手先のものではない本当に大切なものがなにかということを一番大事にしてらっしゃるのでとても共感できました。
小樋先生:先生もこれから接遇とかコミュニケーションは絶対に治療院業界に必要なものだと思うんですよ。なかなかそういうことを学んできていないですから、どう人と話をするのか、最初の挨拶とか、特に男性だったら女性の方がやっぱり気にしちゃうところを気にかけてあげれていなかったりとか、そいうところは凄く多いと思うので、ぜひ接遇の面とか広げて頂いて、治療院がより患者さんにとって入りやすい、心地よい環境になっていけるようにして頂けたらと思います。
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