こんにちは、『院長が現場を離れる仕組み作りの専門家』小樋将太郎です。今回は治療院スタッフと本気でコミュニケーションが取れないあなたへお伝えします。
スタッフさんと本音で話し合えないとか、なかなか言いたいことが言えず、聞きたいことが聞き出せていないという先生に、シリーズでお伝えしていきます。
どんな内容を話すかよりも、お互いが話し合える状態にあるかその心構えが、すごく大事になってきます。
何か話をする時にいきなり「話があるんだけど!」とスタッフさんに伝えると、スタッフさんはドキッとしてしまします。
話すお題を先に伝えましょう!
ですので、もし何か話したいことがあるのであれば先にお題を言ってあげてほしいのです。そしていつ時間がとれるのか聞いてあげて下さい。
日時が決まりお互いが合意した上で、そのお題について話し合って下さい。
お互いの心構えができていて、あなた自身も何を伝えたいのかしっかり頭の中で整理した上でスタッフさんと話をすることが大切になってきます。
ではどのような順序でスタッフさんと話をしていったら、本気で心からコミュニケーションがとれていくのでしょうか。
まずは話をする場所(環境)を考えることです。
院内で話さない方がしっかりお互いが話し合えるのであれば、院外で話すのも1つです。事務所でもいいですし、外の喫茶店でもいいと思います。
その時スタッフさんに何処が話しやすいのか聞いてあげて下さい。
院内でもよければ、例えば椅子が二つあったらそちらがいいかも聞いてあげて下さい。座りやすい方を提供し、なるべくスタッフさんがリラックスして話ができる状態を作ってあげてほしいのです。
どの場所がいいか、座るところはどこがいいかも意識し、リラックスできる場所を選んであげることで、話がしやすい事前準備になりますので必ず実行して頂きたいと思います。
場所が決まったら、次は話し始めをどのようにするかポイントがあります。どんな話初めなら心を開いてくれるのか。答えはスモールトークです。
スモールトークですが、これをやらない方がけっこういます。
いきなり座ったとたん、「実はね。」と本当のお題に入ってします方が多いのですが、まずは例えば、「今日は蒸し暑いね。」などと天気にまつわる話をしたり、最近のスポーツ事情についてなど、何でもいいのでスモールトークをしてあげて下さい。
スポーツでも始めはストレッチをして体をほぐしますよね?それと一緒でスモールトークは心をほぐす作業になります。
スタッフさんといきなりお題の話をするのではなく、まずはスモールトークをしてから話し合ってみて頂きたいと思います。
まずは、不満を聞くことが大切です
そして、どのように話を進め本題に入っていくかと言うと、まず不満を聞くことです。
「最近調子はどう?働きやすい?」などを聞き、スタッフさんから出てくる不満を徹底的に聞いてあげてほしいのです。
スタッフさん自身に不満を吐き出してもらい、あなたはそれを受け止めて聞いてあげてほしいのです。
少しイラッとしたとしても、あなたの思いは脇に置いて聞いてあげて下さい。スタッフさんは自分の話を遮らずに、全部聞いてほしいですし、ねぎらい・共感してほしいのです。
全部不満を吐ききったら、「だとしたら現状からどうなっていきたい?」と未来の話をし始めるのです。
すると、スタッフさんからこうなったらいい、ああなったらいいと言ってくれますので、そこであなたは、「私に協力できることはないか?」と言いてあげて下さい。
スタッフさんから出てきた要求に対して、答えられることにはしっかり答えてあげる。答えられないことは、話し合って「こうしたら良いと思う。」と新しい提案をしてお互いの共有スペースをみつけていってあげて下さい。
トップではなくリーダーになる!
この流れで話ができると、あなたはトップと言うより、リーダーとしてみんなを引っ張っていける存在になっていき、スタッフさんと本気でコミュニケーションができるようになります。
そして、スタッフさんからどんどんコミュニケーションをとってくれるようになりますので、是非参考にしてみてください。
あなたのチャレンジを応援しています。今回は以上です。
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