失敗しないスタッフ雇用の極意とは?【治療院仕組み化経営】

治療院仕組み化経営

こんにちは。『院長が職場を離れる専門家』小樋将太郎です。

今回はスタッフ雇用について、『人』がどれだけ大事かと言うことをお伝えしていきます。

治療院の雰囲気も院の流れも、今後の進み具合も全て人で変わってきます。

あなたが航海している船に誰を乗せるかで、全てが変わります。

素晴らしい人材を入れれば素晴らしい航海になりますし、少しでも違和感のある人材を入れてしまえば、それはどこかで必ずひずみがきて、どこかで沈没します。

このように、あなたの院の船に誰を乗せるかということはすごく大事なことなのです。

求人の手順と採用時に大切にしていること スタッフ雇用には採用の部分がすごく大事になってきます。

なぜ、あなたの求人では人が来ないのか?

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そもそも求人を出しているけど、なかなか問い合わせが来ないということはありませんか?

求人にはどんなものがあるのかと言うと、専門学校の求人票に載せることもできますし、自分の院のHPに求人を出すこともできます。

もちろん自分が行っていた学校の同級生に電話を掛けるのも、担任だった先生方に聞くこともできます。

企業や学校で開かれる就職説明会に必ず顔を出していくのも一つの手です。

これらは無料の求人になります。

無料の求人でだめなら、その次に有料の求人の広告媒体を使って求人をやってみます。

とりあえず、できる限り無料の求人から、最初は行動に起こして頂きたいと思います。

同業者の知り合いに電話を掛け、良い人がいないかまずは探してみて下さい。

しかし、そんな活動をする前に、必ずやってほしいことがあります。

それは何かと言うと、あなたが本当に欲しい理想のスタッフさん像がどんな人なのかと言うことを明確にすることです。

ここが明確でないと、例えば誰かに電話をして、どんな人が欲しいのか聞かれても全く答えられないですし、

求人票もありきたりなものしか出せないので、結局面接になかなか良い人が来てくれないという状況になってしまいます。

しかしそれは、あなたが誰かに電話で喋っている内容や求人票に書かれている内容が曖昧だからこそ、あなたの理想とするスタッフさんがなかなかやってこないのです。

そのために、しっかりと理想のスタッフさん像というターゲットを明確にしたうえで求人活動を開始しましょう。

あなたのメッセージで求人の全てが決まる

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将来的に院長クラスが欲しいのか、副院長クラスが欲しいのか、中堅スタッフ、または新人スタッフクラスが欲しいのかを決めておく必要があります。

例えば新人スタッフを入れたとしても、いずれは院長を任せたい人を入れたいといいうように、現状ではなく将来的にどんな人がほしいのかを考えて求人を行って下さい。

やはり院長、副院長、中堅、新人ではもともと仕事の内容が異なってくるので、理想のスタッフ像を明確にしておくことで、

面接時に私達が質問した際の答えを照らし合わせて、その仕事の内容に不向きか、不向きでないかどうか、しっかり判断していかなければなりません。

例えば、院長になってもらいたかったのに、そもそもリーダーのような素質がなければ院長になるのは正直難しいので、リーダー的で意欲的な人を入れていく必要があります。

将来副院長になってもらいたいのであれば、「自分が、自分が」という人よりもしっかりチームとしてサポートしてくれる人を入れていかなければなりません。

院長と他のスタッフとの間をとってくれる懸け橋のような人、サポートしてくれる人を見極めて採用していく必要があります。

理想のスタッフ像をしっかり明確にして、「こういう人が欲しい」と伝えなければ、なかなかそれに見合った人は面接には来てくれません。

集客と同じで、スタッフ採用でもしっかりとターゲットを決めて、雇用していくことがあなたの院を飛躍的に成長させていく一番大事なポイントとなってきます。

理想のスタッフを雇用するチェック項目

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以下に理想のスタッフ像のチェック項目を載せておきます。

その時々で欲しい人材のチェック項目を増やしていって構いません。

  • 男性、女性が欲しいのか?
  • 年齢はどのくらいの人が欲しいのか?
  • 資格や実務経験、前職での役職、性格はどんな人が欲しいのか?
  • チームを引っ張れる人?
  • 性格は温厚な人か?

など、仕事に対する考え方や成長意欲、話し方や身なり、雰囲気はどんな人が好ましいのか。

しっかりと言語化して面接に取り組んで下さい。

【理想のスタッフ像のチェック項目】

  1. 性別
  2. 年齢
  3. 資格
  4. 実務経験
  5. 前職での役職
  6. 性格
  7. 考え方
  8. 成長意欲・向上心
  9. 話し方
  10. 身なり
  11. 雰囲気
  12. その他 面接時に大切にしていること

このようにして面接が決まったら、次は面接時に確認したいことをお伝えしていきます。

面接時に絶対に確認するべきことは?

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治療院経営においてスタッフが辞めないというのは凄く強みです。

だとしたら、辞めないスタッフはなぜ辞めないのだと思いますか?

採用時に注意しておきたい、人が辞めずに働いてくれる条件として「お金」、「好き嫌い」、「理念」の3つの条件があります。

その中でも最も大事な条件がありますが一つ一つ解説していきます。

お金

1つ目の「お金」について、基本的に給料が高ければ人はついてきてくれます。

しかし、雇用面でお金や福利厚生の部分に賛同して入ってくれた人は、院の経営状態が良い時は高い給料を支払うことができますが、悪くなった時に辞めてしまいます。

院の状態が変われば条件は変動するため、辞めてしまいます。

いわゆる、お金は変わる条件です。

好き嫌い

2つ目の「好き嫌い」では、最初の面接で「この先生良い人だな」とか「院の雰囲気が良いな」とか好印象で、好きだからという理由で入ってしまった人は、

実際に一緒に働いてみるとちょっと違ったり、嫌な所に目が行きやすくなり嫌いになってしまったり、本当はすごく厳しかったという状態になった時に辞めてしまいます。

人というのは好きになったり嫌いになったりする生き物ですので、好き嫌いで選んだ人は嫌いになった時に辞めてしまうのです。

この条件も変わる条件です。

「お金」、「好き嫌い」は変わる条件ですのでこの2つの条件で入社したスタッフさんは早期に辞めてしまう傾向があります。

理念

一方で3つ目の「理念」は治療院でころころ変わるものではなく、変わらない条件です。

理念とは、治療院の目指すべき目的やビジョン・価値などの方向を示したものでこの想いに賛同してくれたスタッフは辞めません。

従って一番大事なのは院の理念に賛同してくれるかどうかです。

例えば私の院では「患者さんや患者さんを取り巻く環境を笑顔にしていく」という理念があります。

患者さんの体の不調や悩みがなくなってその患者さんが笑顔になることで、その周りにいるお父さん、お母さん、子供たち、友達も、その笑顔になった患者さんを見て笑顔になっていきます。

そんな笑顔の輪を広げていきたいという理念に賛同してくれて入ってきてくれた人は、その条件が変わらないので、辞めにくいのです。

そしてチームとなって、一緒にその理念を全うしようとしてくれる人になってくれます。

もちろんお金とか福利厚生は、その地域の相場よりちょっと高い方が入りやすいですし、好きか嫌いかで言うと面接の時は素敵な雰囲気の方が良いと思うのですが、

まずはあなたが掲げている院の理念に賛同して入ってきてもらうことが一番大事です。

そんな人材が入ってきてくれたら、あなたは仕事が楽しい毎日を過ごすことができますし、何か悩んだ時にも一緒に理念に向かって多くのことを解決していけるような雇用をすることができます。

最後はフィーリングを大切にする

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そして、最後になりますがフィーリングも大事して下さい。

いくら理想のスタッフ像に当てはまったとしても、採用するあなたがチームに合わないと思ったら高確率で合いません。

その際は即決断せずにチームで話し合いましょう。

面接時にあなたとのフィーリングに少しでも違和感があれば、思い切ってその方を採用しないという事は、経営者として懸命な判断だと私は思います。

是非しっかりフィーリングの合う方を採用して、あなたの治療院経営という航海を大躍進させてほしいと思います。

補足ですが、例えばスタッフさんが3か月で辞めてしまった場合、

求人広告や活動費に30万円

使用期間3か月20万×3か月で60万円

教育に費やした人件費2000円×200時間×3か月0.3で36万円

平均して1人のスタッフが3ヵ月で辞めた場合

126万の損失額が出ます。

これだけあれば、集客の為の広告や、今いるスタッフさんのスキルアップにも費やせますし、もっと治療院を躍進させるために改善できたお金が失われることになります。

お金だけの話ではないですが、採用する際は本当に慎重に行って頂きたいと思います。

採用は苦しい状態でも、絶対にどうでもいい人は採用してはいけません。

チームとなる人は最高の人材となることが絶対です。求めなければ最高の人材はきません。

そのために私達も理想のスタッフ像を明確にし、日々精進していきましょう。心からあなたを応援しています!!

女性栄養士が作るニュースレターを12ヶ月分プレゼント

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当院では、女性の栄養士の先生が毎月ニュースレターを作り、健康の観点から記事を書き、院で患者さんが求めている情報を拾い上げニュースレターを作成しています。

ニュースレターをしっかり読んでくれる患者さんは、女性の方が圧倒的に多いのは確かです。

ですから女性の方が見やすい文字、女性の方が好むデザインで仕上げています。

実際作成時間を計測してみると、23時間もニュースレターの作成に使っていることがわかりました。

しかし、それだけ時間を掛けてでも作る価値は十分にあるのです。

当院では、患者さんとの関係構築・ファン化のための必要なツールとしてニュースレターを採用しています。

この記事を、最後まで読んで下さった方に、私の院で使っているニュースレターを過去12ヶ月分(1年間分)無料サンプルをプレゼントすることにしました。

忙しい経営者のあなたが、実際に1から作り上げていくことはとても難しいことです。

しかし、私の院のニュースレターを参考にして頂けたら、必ずあなたの労力が減るはずです。

できれば3ヶ月後、4ヶ月後に導入してみた方のコメントが頂けるととても嬉しいです。

そのコメントを元にさらにバージョンアップしたニュースレターを当院で作ることができます。

サンプルが1枚だけでしたら一回真似してしまったら終わりですが、12枚あれば1年間は真似して作ることができますので、今回は12ヶ月分プレゼントすることにしました。

下記のフォームから必要事項をご記入の上、返信用メールが届きますのでそちらから12ヶ月分のニュースレターをダウンロードして下さい。

この12ヶ月分のニュースレターのプレゼントも私の思いつきですので、期間の保証はできませんが、なるべく有意義に使って頂けるように頑張ります。

あなたの治療院の患者さんが喜んで頂けたらとても嬉しく思います。

ニュースレターをダウンロード

※ドロップボックスでのダウンロードになります。事前にアプリをインストールして頂くとスムーズにダウンロードできます。

 

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