第3話:②必要な集客人数とその対策

第3話:②必要な集客人数とその対策

スタッフさんを採用していくにあたり、必ず必要になるのが集客人数と、その為の対策です。

治療院とはリピートビジネスと言われていますが、リピートの前に集客は必ず必要になってきます。スタッフさんがいたら尚更です。

集客が上手くいけば8割以上のビジネスがうまくいくと言われていますが、私達はまず治療家であり経営者でもありますので、しっかりと集客を絶やさないという状況を作ってあげることが重要になってきます。

それではスタッフさんを増やす場合、どの程度の集客が必要で、そしてその対策をどの様な順でやっていけば良いのかというものをお伝えしていきます。

まず1人採用する場合、スタッフさん1人に対して10人から15人、最低でも新規集客が必要となります。例えば今10人集客できている院はスタッフさんを採用するのであれば、20人から25人の新規集客が必要になると考えてください。

現状Googleのアドアーズ広告やヤフーのリスティング広告など、PPC広告をかけられている方は、例えば10万円で10人来ている状況なのであればPPC広告をまず5万円ぐらい上げてみて、14人から15人ぐらい増えるのかどうかというのをテストしていただきたいのです。

現在ご自身がお持ちのホームページがちゃんと広告費を上げたら、集客力もちゃんと上がるのかというところがテスト出来るか出来ないかで、大きく変わってきます。

ですのでまずは小さい金額からスタートし、テストをしていただいて、集客が増えるのかどうかというところを確認していただきたいです。

これで集客が増え、もうリピートが取れる、患者さんに入れるという状態のスタッフさんなのであれば、この広告費を20万や25万など上げていくと良いです。

まずは現在スタッフさんがいてもいなくても、PPC広告費を上げて、集客力が増えるのかというところをテストしていきましょう。

こちらは業者さんとしっかりやり取りしていただいて行っていく必要がありますので、信頼できる業者さんと一緒にタッグを組んで、集客人数を上げていただきたいです。

そして、基本的にこれでうまくいけば良いのですが、なかなかうまくいかないことの方がこの治療院業界多いです。

1人顧客獲得単価CPOと言われるものが、1万円や2万円かかる時代になってきましたので、先ほどはスムーズにいったパターンになります。

もしなかなか広告費を上げても集客できないという事が起こったら、ホームページの症状別ページを増やしていきましょう。

対応できない症状を増やしても意味がないのですので、実際スタッフさんが対応できる症状や、院長先生が対応できるのであれば、難しい症状のページを増やします。

そして難しい症状のページを増やしその方たちを院長先生が見られる状況であれば、比較的簡単な症状の患者さんであればスタッフさんに任せる事ができますので、現在院が対応出来る患者さんの症状5ページや10ページ程増やせたら理想です。

そして広告費を上げ、集客ができるかテストをしてみるという順番が必要になってきます。それでも集客できません。ということが起きてくる可能性はゼロではありません。

したがってこれでも集客できなかった場合、ホームページを最初から見直したり、作り直したりすることも必要になりますし、それは早めに検討することが大事になってきます。

スタッフさんを採用しても集客ができず、スタッフさんを退職させなければならない院さんが現在かなり増えてきていますので、この様な集客の為にホームページを最初から作り直すというのはとても重労働ですが、早めに判断し作り直すというところも経営判断としては重要になってきます。

そして以上のことが出来ましたら、次の段階としてチラシや、SNSになります。今でしたらインスタやFacebook、YouTubeなどありますが他媒体を駆使し、集客をできるようにしてみてください。

そして患者さんの声を増やし、ブログ記事をホームページに追加していくことで、上記でやってきたことが、相乗効果として集客力を増していきます。

まずスタッフさんを採用するのであれば、ホームページの見直し、他媒体、そして内容を濃くするというところを意識していただき、集客人数の確保、そして対策を行っていただきたいです。

集客がうまくいけば、治療院が潰れることはほとんどありませんので、まずはそこをしっかりと固めて、運営に取り組んでいく、スタッフ採用に取り組んでいくというところが重要になってきます。

ぜひチャレンジしてみてください。よろしくお願いします。ぜひ、動画でご覧下さい!!