第2話:①スタッフ採用の前に準備すること

第2話:①スタッフ採用の前に準備すること

1回目の内容はスタッフさんを採用する前に準備することについてお伝えしていきます。

まずスタッフさんを採用する前に、何も考えずに入れてしまうという方が結構多くいらっしゃいますが、その後になりお金の資金繰りや、スタッフ教育どうしよう、新人教育ってどうすれば良いのですかとか?

というご相談をいただくことが多いのです。ですのでまずは最低限この程度準備しておいたほうが良いということをお伝えしていきます。

まず一番経営において重要になるのは、お金の部分になります。ですから経費計算というのをしっかりしておいていただきたいです。

まずスタッフさんを1人採用する場合、院の基本給にもよりますが、どの程度の基本給が良いかというと、院を運営している地域で他の同業他社よりお給料が1万円から2万円高いとスタッフさんは採用しやすくなります。

よって基本給というのは同業他社より少し高めに設定にすることで、スタッフさんを採用しやすかったり定着しやすかったりするという事を覚えていただきたいです。

まず25万円の基本給だったとすると、それに1.2倍を掛けてみてください。この1.2倍とはどういうことかといいますと、社会保険料や、厚生年金というものを上乗せして会社は払わないといけません。

ですからそのかかるお金をまとめて1.2とし、30万円(25万円×1.2)という数字を出します。したがってまず治療院ではスタッフさんを1人採用するにあたり毎月人件費だけで30万円の支出が増えると考えてください

そして交通費は別ですので交通費をどこまで支給するかによりますが、1万5000円かかるのであれば、支出が大体31万5000円になります。

広告費や新規集客を増やしていかないといけませんが、広告費も1人当たり5万円から10万円必要になると思います。

このぐらいの金額をプラスし、そして教育費としてプラス5万円と仮定し合計大体40万円から45万円ぐらいの支出が増えると考えてください

例えば制服を購入したり、他に諸々お金はかかるかもしれませんが、大体40万円から45万円この金額が最低ラインになります。

そして現在、毎月経費がプラス80万円かかっているようであれば、40万円をプラスして合計で月の経費が120万円になります。

そして120万円に対して6倍した720万円を事業資金として確保しておいていただけると、そこまで焦らずに運営することができますので、当初は毎月の経費×6倍ぐらいの金額を手元に置いておくことを覚えておいていただきたいです。

凄く成長が早いスタッフさんも稀にいらっしゃいますが、ほとんどの方が成長が遅いスタッフさんだと思い教育をしていただきたいです。

したがってそのようなスタッフさんに教育をしている際、どんどん貯蓄額やお金がすり減ってくると、感情的に怒ってしまう、イライラしてしまうということが増え、教育上あまり良くない環境が出来上がってしまいます。

やはり教育をするにおいてお金の余裕は心の余裕に繋がり、経営者や教育者というのはやはりお金の余裕が必要不可欠になります。

銀行でお金を借りるなり、ご自身で貯蓄をするなり資金を確保してから、スタッフ採用や教育へと入っていただきたいです。

そして次に最低限必要になるのが雇用契約書、就業規則、秘密保持契約書です。これらがないと後々何か問題が起こってしまいます。

どんなに良い教育していても、どんなに良い関わりをしていても、必ずとこれらは結んでおく必要があります。

そして教育マニュアル、理念、クレドなども用意しておく必要があります。

私たちはさらに院内ルールや技術マニュアル、スタッフカルテ、ビジネスチャートなど教育をしていく上で必要になる書類、マニュアルやルールがありますので、その様なものも用意しています。

こちらは治療院の學校を入学された方には必ずお渡ししていますので、ご自身で少し内容を変えて作っていただければと思います。

契約書などはやはり私たち素人では作成することが出来ませんので、社労士さんと相談しながら雇用契約書や就業規則を作成することが必要になります。

最低でも3ヶ月ぐらいは作成するのにかかると思いますが、土台をしっかり作った上で、採用に動いていただきたいです。

これらがスタッフさんを採用する前の準備として必要になってきますので、ぜひスタッフさんの採用を考えていたり、これから採用が必要だという方はこれらを意識しながら、院を作っていただきたいと思います。

よろしくお願いします。ぜひ、動画でご覧下さい!!